CardWirth感想掲示板
OverDoze短編集 - テン
2009/07/23 (Thu) 21:50:36
overDoze氏の作品。『冒険者になりたくて』『雪峰の蜂』『鼠輩の招き』の、ショートシナリオ三本パック。
プレイしたのだいぶ前だが、なんとなく感想書いてみる。
シナリオ個々についての感想:
・『冒険者になりたくて』
ショートコメディシナリオ。笑った。
六人PC用シナリオ男女セリフ分けが一切ないので気になる方は気になるかも。
・『雪峰の蜂』
渋い。ニヒルなオッサン冒険者一名でプレイに臨むべし。
短編一本道。
・『鼠輩の招き』
渋い。ニヒルなオッサン冒険(以下略
同シナリオパック中、唯一マルチエンディングストーリーのいわゆる「正統派」。
総括:
同作者さんのウリって、何よりも文章力じゃなかろうか。分かりやすいけど平坦ではない、しかもカッコ良い文章表現がシナリオ中にボンボン出てくる。
良作品集なのに、ネット上においては同作品に対する反応がほとんどないみたい。ちょっと不思議。
Re: OverDoze短編集 - kuzu
2009/07/23 (Thu) 21:51:01
テストプレイ時からやってましたが面白かったです。
笑えて、しんみりして、カコイイ!なシナで。
>鼠
自分は高レベル参謀でプレイしました。
岩への対処とか凄腕PCであればあるほど
ムハー(*゚∀゚)=3って感じ。
Re: OverDoze短編集 - 鹿之助
2009/07/23 (Thu) 21:51:22
・『冒険者になりたくて』
狂い系読み物シナリオです。冒険者達は買い物の帰りで冒険者になりたいという少年と出会うのですが…。
王道ファンタジーの要素を皮肉ったシニカルな笑いがテンポよく展開します。『青い空の真下で』で見せたハイセンスなユーモアはここでも楽しめますが、最後は妙にしんみりしてしまいました。
・『雪山の蜂』
短編読み物シナリオです。冒険者は依頼の帰り道の山で吹雪に遭い、偶然見つけた館に逃げ込みますが、無人の館の様子がおかしいことに気付き、探索を始めます。
文学的な香りのする素晴らしい短編小説です。単なる文章力だけではこうした印象は残せません。ラストの冒険者の一言が意外なだけに、考えさせられるシナリオでした。
・『鼠輩の招き』
高レベル冒険者用の戦闘シナリオです。何の変哲もないコボルト退治の依頼で全滅した同宿のパーティーの仇を取るべく、冒険者は彼らが行った鉱山へ向かいます。
同作者の『一期一会』を彷彿とさせる正統派マルチエンディングシナリオで、存分に楽しませていただきました。今後もこういう作風をメインに頑張っていかれると嬉しいですね。